【イギリス保存鉄道】ブルーベル鉄道の蒸気機関車に乗ってきた

イギリス観光

みなさん、こんにちは。

今日も英語の勉強お疲れさまです☆彡

イギリス英語を話せるようになりたいあなたへ。

当ブログでは英語圏に24年在住している著者が、これまでにしてきた英語学習をもとに、みなさまの英語学習に役立つようなリアルな情報をお届けしています。

英語学習に役立つ情報や、私がイギリスでよく耳にする日常英会話のフレーズ集の他に、不定期に英語エッセイも掲載しています。

上記の内容に合わせて、イギリスの食文化、ポップカルチャーなどを含めたイギリスの魅力についても紹介していきたいと思っています。

当ブログは、イギリス英語を話せるようになりたいかた向けに書いていますが、イギリス英語を話せるようになるには、英語の知識だけではなくて、イギリスの文化や風習などを含めたいろんな情報を知ることも大切だと思っているからです。

今回は、数日前に家族と行ってきたブルーベル鉄道をご紹介したいと思います。

ブルーベル鉄道とは

ブルーベル鉄道は、イングランド南東部サセックス州にある保存鉄道です。

保存鉄道とは、一般的な営業路線として運営されていた鉄道路線について、路線の廃止が決まった場合や既に廃線となった場合に、ボランティアによってその路線の運行を引き継ぎ、もしくはその路線を復活させ、運行している鉄道路線のことである。

引用元:「保存鉄道」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2025年3月19日 (日) 21:08 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/保存鉄道#概要

ちなみに、ブルーベル鉄道は、1958年に廃線となった区間をボランティアによって復活させたもの。

ブルーベル鉄道保存協会によって管理されています。

シェフィールド・パーク駅からイースト・グリンステッド駅間の4駅を、蒸気機関車で17.7キロメートル走ります。

具体的にいうと、Sheffield Park → Horsted Keynes → Kingscote → East Grinstead の順番です。

ブルーベル鉄道へのアクセス

始発駅は Sheffield Park駅(シェフィールド・パーク駅)ですが、ロンドンからだとEast Grinstead駅(イースト・グリンステッド駅)が便利。

セントラル・ロンドンにある Victoria駅(ヴィクトリア駅)から East Grinstead駅行きの電車に乗り、1時間で着きます。East Grinstead駅が最終駅なので、乗り過ごすこともありません。

その場合は、East Grinstead → Kingscote → Horsted Keynes → Sheffield Park の順番になります。

East Grinstead駅を出て右に歩き進めると、ブルーベル鉄道の入り口があります。

ブルーベル鉄道の切符の購入方法

切符はブルーベル鉄道オフィシャルサイトで事前にネット購入できますが(1日乗り降り自由のチケットの大人料金は現時点で27ポンド)、当日切符売り場で買うこともできます。

私たちは「Buy 2 for 1(2枚の切符を1枚分の値段で買える)」の割引券(voucher)をネットでプリントアウトして持っていたので、当日購入しました。ブルーベル鉄道East Grinstead駅の切符売り場のみ使える割引券で、割引券と一緒にEast Grinstead駅までのNational Rail(ナショナルレール)の切符を提示する必要があります。子供(3歳から15歳)料金は何とたったの1ポンド!でした。

ちなみに私たちが買ったのは、1日乗り降り自由のチケット。大人当日券1枚30ポンドでした。

チケットのネット購入やブルーベル鉄道に関する情報は、ブルーベル鉄道のオフィシャルサイトをご覧ください。https://www.bluebell-railway.com

この看板にもあるように、ブルーベル鉄道は800人以上のボランティアで運営されているそうです。

ブルーベル鉄道の駅

East Grinstead

この日のEast Grinstead駅からSheffield Park駅行きの往復機関車は、11:30発、12:45発、14:10発のみ。そのあとHorsted Keynes駅までの往復機関車が15:25発で、最終16:40発は片道機関車でした。

予定では11:30発の機関車に乗る予定でしたが、予定がズレて12:45発に乗りました。

駅内には、鉄道関連の本を中心に置いている古本屋さんもありました。

National Railの鉄道と隣り合わせです。Victoria駅 ↔ East Grinstead駅の電車です。

プラットフォームには、ブルーベル鉄道の歴史が展示されていました。『きかんしゃトーマス』の原作者、ウィルバート・オードリー牧師や、アニメ『きかんしゃトーマス』で初代ナレーションを務めたビートルズのドラマー、リンゴ・スターが「ステップニー」と一緒に写っている写真も見れました。

「ステップニー」は『きかんしゃトーマス』に登場する機関車。

Sheffield Park駅からやってきた蒸気機関車。最終駅のEast Grinstead駅に到着。


機関車連結の切り替えの様子

今度はSheffield Park駅向け、逆方向に走るため、列車の方向を変えるべく、蒸気機関車「Beachy Head」君が客室列車の後部から切り離されて、列車の前面へと移動する作業がはじまりました。

機関車連結の切り替えの様子を見られるのは、始発駅と終着駅ならではですね。

機関車連結切り替えはこのように手作業で行われます。

私たちが乗った蒸気機関車「Beachy Head」の客席列車です。

この車両に乗りました。

Kingscote

1950年代風に復元された駅。

高級列車「Goldden Arrow」号では、フルコースの高級料理を楽しめるようです。

Horsted Keynes

1920年代風に復元された駅。レトロなプラットフォームが素敵でした。

キオスクが「W.H. SMITHS & SON」って!

今では「WHSmith」の名で知られているチェーン店で、イギリス内あちこちに店舗があります。本や雑誌、文房具、カードなどを中心に置いていて、イギリスに来たことがあるかたはきっと見かけたこと/行ったことがあるのではないでしょうか。

Sheffield Park

1880年代風に復元された駅。

写真のクオリティが悪いですが、私たちが乗った車両内です。混んでいなかったので、Sheffield Park駅まで、この車両は私たち3人で占領できたので、とても快適な旅でした。

ヴィクトリア朝の駅内のお手洗い兼待合室。ヴィクトリア女王の絵画も飾られていました。

Sheffield Park駅内にある機関庫やブルーベル鉄道博物館では、蒸気機関車の進化や鉄道の歴史について詳しく展示されており、古い鉄道設備や関連資料などをじっくりと見ることができます

「きかんしゃトーマス」に出てくるステップニーが出迎えてくれました。

その日乗った蒸気機関車「Beachy Head」についての歴史も展示されていました。

車窓から広がる田園風景

車窓からこのような美しい風景を楽しむことができます。この日はお天気がよかったので、青空が広がっていて特に綺麗でした。

最後に

今回はイギリス保存鉄道のブルーベル鉄道をご紹介しました。

ブルーベル鉄道はセントラル・ロンドンから簡単にアクセスできて、車窓から広がるイギリスの田園風景は子どもから大人まで楽しめると思います。

ロンドンやロンドン近辺にお越しの際は、是非足を運んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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