みなさん、こんにちは。
今日も英語の勉強お疲れさまです☆彡
イギリス英語を話せるようになりたいあなたへ。
当ブログでは英語圏に23年在住している著者が、これまでにしてきた英語学習をもとに、みなさまの英語学習に役立つようなリアルな情報をお届けしています。
英語学習に役立つ情報の他に、私がイギリスでよく耳にする日常英会話のフレーズもテーマを分けてたくさんご紹介していきたいと思っています。
記念すべき第一回目を飾るテーマは「紅茶タイム」。
紅茶文化が根づいているイギリスで、紅茶タイムに使えるフレーズをお届けします。どれも実際にイギリスでよく使われている表現ばかり。スタンダードな表現から聞き慣れていないものまで、シチュエーションごとにご紹介します。
勉強の合間に紅茶やコーヒーでも飲んでリラックスしながら、お読みいただければと思います。
It’s time for a cuppa!
紅茶が生活に根づいているイギリスでは、1日に何回も紅茶を飲みます。もちろんコーヒー好きな人もいますが、私が出逢ってきたイギリス人たちはみんな紅茶好き。私の夫や夫の家族は両方飲みますが、1日の中でコーヒーよりも紅茶を飲む回数が多いです。例えば家で家族と過ごしていて、紅茶タイム/コーヒータイムになるとよくこんな表現が使われます。
What would you like to drink?
What would you like to drink?
(何を飲みたいですか?)
「What would you like to ~」は「What do you want to ~」の丁寧な言い方。アメリカでは日常的にはカジュアルな表現が使われることが多いと思うので、特に家族や友達にはこういうふうに聞くことは少ないかもしれませんが、イギリスでは家族間でもこういうふうに丁寧に質問することが多いと思います。私のイギリス人の夫や夫の家族はみんなそうです。イギリスと言っても広いので地域によっての違いはあると思いますが、私たちが住んでる夫が生まれ育ったイングランド南西部ではそうだと思います。
ちなみにこの質問に対しての答えは、
- Tea, please.
- Can I have tea, please?
- Coffee, please.
などになります。「please」は必ずつけてくださいね。
我が家のように何種類かの紅茶や緑茶・抹茶、フルーツティーなどのチョイスがある場合、このように訊くこともできます。
(どのティーが飲みたいですか?)
Fancy a cuppa?
自分が紅茶などのホットドリンクを飲みたいときには、自分だけのを作るのではなくて、周りの人にも聞くのがマナー。
そのときに使えるフレーズをいくつか紹介しますね。
(紅茶作るんだけど飲む??)
・Fancy a cuppa?
(紅茶飲む?)
・Who’s up for a cuppa?
(紅茶飲みたい人~)
・Who’s up for Rosie Lee?
(紅茶飲みたい人~)
あえて日本語に訳するとこういう感じでしょうか。
「Fancy a cuppa?」は「(Do you) fancy a cuppa?」の「Do you」が略されたとてもカジュアルなフレーズで「Do you want to have a cup of tea?」 という意味です。「Fancy」はイギリスでよく使われる単語です。
「cuppa」は「a cup of tea」の意味で、イギリスでよく使われているカジュアルな表現。
「Rosie Lee」はコックニーの韻を踏んだスラング語で「紅茶」という意味なんだそう。今回初めて聞きました。コックニーとはロンドンの下町言葉です。
「Who’s (Who is) up for ~」は(~したい人/~したい人いる?)というような意味で、提案をするようなシチュエーションでよく使われるフレーズです。
ちなみに上の質問に対しての答えは以下のようになります。
紅茶の好みを聞く
紅茶好きなイギリス人は、自分の好みの飲み方がはっきりわかっています。一般的な飲みかたは熱々の紅茶に冷たいミルクを混ぜたミルクティー。ミルクの量も、少な目が好きな人もいれば、多めに入れるのが好きな人、濃い紅茶が好きな人もいれば、ティーバッグをすぐに取り出すのが好きな人。本当さまざまです。好みによって砂糖を入れる人もいます。私がイギリスに移住してきた当時、夫の家族それぞれの紅茶の好みを覚えるのに時間がかかって悪戦苦闘しました。今ではすっかり慣れて、家族みんながどんな好みの紅茶が好きなのかわかりますが。
次に紹介するのは、紅茶の好みがまだわからないとき、例えば友達や知り合いを家に呼んだときよく使われる表現です。
How do you take/have your tea?
このフレーズは紅茶の好みを訊くときによく使われています。日本語にどう訳していいのか正直わかりませんが「どのようにしてお茶を飲みますか?」つまり「紅茶に何か入れますか?」というような意味で使われます。イギリスでは紅茶にミルクを入れて飲む人が多いので、イギリス人の家に行って何も聞かれずに紅茶が出される場合、ミルクティーが出てくることがほとんど。紅茶にはミルクを入れるのが当たり前と思っている人が多いと思います。この質問に対しての答えは以下のようになります。
(ミルクを少々と砂糖1杯ください)
・ Milk and one, please.
(ミルクと(砂糖)1杯ください)
・ Just milk, please.
(ミルクだけでけっこうです)
・ I’ll have it black, please.
(ミルクなしでお願いします)
・ Like builder’s tea.
(ビルダーが飲むティーのような感じで)
最後のビルダーが飲むティーですが、ビルダーが好んで飲む紅茶とは、濃い目に淹れた紅茶にたっぷりのミルクと砂糖を入れたもの。ちなみにビルダーとは、いわゆる建設現場で働く人たちのことです。
紅茶の濃さについての好みを伝えるときには、以下のように言うことができます。
(あまり濃くなくて薄目が好きです。)
・Don’t squeeze the tea bag, please.
(ティーバッグを絞らないでください。)
Is this colour o.k.?
(この色で大丈夫?)
イギリスで一般的な紅茶の淹れかた
最後に
今回は「紅茶タイム」にイギリスでよく使われるフレーズを紹介しました。人それぞれ言いかたが違うので、もちろん今回紹介したフレーズ以外にもたくさんの言い回しがありますが、参考にしていただければと思います。
これからもイギリスで日常的に使われているフレーズや言い回しをどんどん紹介していく予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました☆彡
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